いとしの革小物たち ハンドメイド レザークラフト Aster*isk


by 革り小物 Aster*isk
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待望の工場見学!

皮・革・川・…。
(ダジャレみたいにしようと思いつつ…もとい)

東京の下町にはまだまだ元気な町工場がたくさんあります。

以前仕事でよく行った大田区の辺りにも
小さな工場が密集している場所があったり。

今回お邪魔したのは、東京墨田区、荒川の川沿いにある
昔ながらの豚革のなめし工場
山口産業株式会社
様です。

兼ねてから切望していた
“革工場”への工場見学に参加してきました。
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工場内には木製の大きな回転ドラムがあり
それぞれの工程を職人さんたちが熟練の作業にて仕上げて
いきます。

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まず食肉加工所から原料となる原料皮を仕入れるところから。
入口近くにあったのは塩漬けされた毛皮付きの“生皮”から
準備工程を得て鞣し加工がなされます。

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革を柔らかくすると書いて“鞣し”(なめし)と読みますが、
生皮のままでは腐ってしまうので植物性タンニンを加えることにより
皮から革へと生まれ変わるのです。

ん~、アメージングです(笑)

こちらでは
ミモザの樹皮から抽出した天然成分にて鞣すので
人にも環境にもいいのです。

豚革(ピッグスキン)は牛革と比べて薄くて柔らかいのが特徴ですが
その分染色し表面加工して製品として出来上がるまで
多くが手作業で経験がものをいう繊細な作業なのです。
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染色・乾燥・仕上げの工程を得て出来立てのホヤホヤです。
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こちらでは特殊技術での工程もあり
あまり詳しくは説明できませんが
より興味が湧きました。

国産豚革の9割がこの地域で製造されているそうです。

日本の製造技術を伝承し残していくのは
製造業の方々のたゆまぬ努力のお陰であり

私たち革作家がよりよい作品を生み出したり、
メーカーさんの商品開発を応援して
もっと多くの方に知ってもらわねばならないなと思いました。

今回の工場見学で案内してくださった山口さんは
まさにこれからの日本の革文化のために
新しいものを目指してらっしゃる素晴らしい方でした。
貴重な機会を頂き有難うございます。

ひとつハマるととことん追求したくなるタイプの自分は
工場で修行させてもらえないかと勝手な妄想したりするのでした。
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by consense | 2012-03-14 22:15 | イベント・ワークショップ