いとしの革小物たち ハンドメイド レザークラフト Aster*isk


by 革り小物 Aster*isk
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手縫いで作る革小物講座、2月はIDケースでした。
予定数に達したので好評のうちに終了してしまいました。
4月はペンケース作りです。

その他に単発でのワークショップのご予約も続きましたよ。
その名も「自由すぎるワークショップ」とでも言いましょうか。

予約優先です。あくまでも。
急に工房にやってきて、ストックしてある革をいじり出し
無心で作り始める常連さん…。(まぁ特例でしょう)

革小物相談に来られて
「だったらちょっと今やっていってもいい?」とか
「今日これから行っていいですか~」と言われると
「お客さ~ん、ウチはね、予約優先ですからねぇ~」と
メガネをずりおろし、片肘ついて偉そうに言う柄でもなく(笑)

ついつい希望を聞いてしまいたくなる天使な自分が。

そうして、こうして。
作りたいものを作りたいように作って大満足で!?
お帰り頂くというシステムでやらせて頂いております。

というのはさておき、
シンプルすぎるお札入れをお探しの方が作ってしまったのがこちら。
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手縫いが初めてでも一針り、一針り気合が入ります。

そしてこちらはシザーケースです。色の組み合わせ方、サイズ共に
既製品には負けない立派なものが完成しました。
なんと革用ミシンと手縫いの両方で仕立てられています。
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工程が多い作業でしたが手際よく仕上げられていました。
普段使う仕事道具をご自分で作るというのは、なんとも羨ましい事ですよね。

自由すぎるワークショップは続くのでしょうか。
でも予約優先ですから( `ー´)ノ
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by consense | 2015-03-23 18:54 | イベント・ワークショップ

出張ワークショップ

始発の電車に乗り、宮城県、石巻の仮設住宅の集会所での出張ワークショップへ。
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小さなお子さんを持つママさんたちを対象に
気軽に集まれる場所とキャリアアップをということで、
普段からいろんな講座を開催されてるそうです。
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今回のワークショップは革紐を四つ組みに編んで作るネックストラップ作り。
初めて挑戦する四つ組みはブレスレットの長さなら早い人で30分。
長くても1時間とみておりましたが、サンプルのネックストラップは実用的ということで
ほぼ全員に近い方がネックストラップの長さに挑戦。
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10名ほどいらっしゃったかと思いますが、
始まるとみんな無言?沈黙?
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黙々とひたすら編むという作業が続きました。
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予定時間をオーバーをしても
集中力が切れかけても(笑)
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皆さんの真剣な様子に
久しぶりに伝える難しさを実感しました。
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完成したネックストラップはどれもカラフルで
「肩凝った~。」と言いながらも
とっても気に入っていただけて何よりでした。


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行きの新幹線から。福島まではものすごく積もっていた雪も
仙台に入った途端にカラッと晴れていました。
2015.03.12
あの日から4年という節目の日の翌日。
この機会に訪れるというのはどういうことなのか…。
そこはやっぱり自分の目で確かめないと。

去年の節目の日にボランティアでお世話になった方々へ
私は失礼ながらも連絡をしていました。
だけど今年は連絡をすることが出来ずにいました。

変わっていく街の様子。
いつまでも変わらない場所。
変わっていくことに戸惑いを感じつつも歩みだしているそこに住む人たちの様子を
色々教えてもらいました。

東京から新幹線で1時間半で仙台です。そこから1時間ほどで石巻へ行けます。
丁度女川へ連れて行ってもらったのですが、
ようやく仙石線の最終の女川駅の新駅舎が見えました。
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高台には復興住宅が建ち、以前震災直後に訪れた風景はなくなっていました。
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ブログでは伝わりづらいし、書ききれないこともありますが、
ぜひ現地へ行って感じてみて欲しいのです。
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もちろん大きな被害があったのはここだけではありません。
色んなところを訪れて初めて感じるものがあると思います。
興味本位でだけで行かれるのは困りますが、
直後とそれまでと、今の様子とこれからの変化はものすごく差があると思います。
今はまた違った問題も出てきているのが現実です。

あの頃と同じように悲壮感や正義感をもってボランティア活動する時期でもなく
今の現状の問題と向き合って自分にできることは何なのかを問うて帰路につきました。
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by consense | 2015-03-23 16:26 | イベント・ワークショップ

オーライ、ショルダー。

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形はベーシックなんです。
なるべく軽量である為に金具も軽くて丈夫なほうを選んでみたり。
ぶつけても傷つきにくくしたかったこと。
そのために下地処理と仕上げ処理にうんと時間をかけてみたり。

これはお客様からのご希望でなく、私がそうさせて欲しいという
ほんの少しのこだわりです。
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使用する方の用途に合わせてが基本のオーダー。
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収納するものがはっきりと決まっていたので、
どこに何を収納しているかすぐにわかるように。
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バッグの中で物が迷子にならないようにポケットにも
ひと工夫してみました。

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総オイルレザーのナチュラルなヌメ革、裏地ナシ。
開口部分はファスナータイプ。
本体正面と内部には仕切り付きオープンポケット。
両サイドと背面にもオープンポケット
サイズ:w240*h320*d80

人はどんな時にオーダーをしてみたくなるのでしょうか。
なぜ自分にオーダーを依頼されるのでしょうか。

私は飽きることなく革と向き合い、作り続けている。
それでいい。好きでやっているからそれでいい。
日々、「石の上にも3年よ」と常連さんに叱咤を受けながら(^^

ただ、製作と営業に追われる毎日の中、
これでいいのかとふと煮詰まり始めた時…。

たまにふらっと立ち寄ってくれる男性のお客様と
いつものように雑談をしておりました。

そのお客様は、二年前に初めてご来店。
コインケースをなくしたから何でもいいからと
小さなコインケースを購入してくださいました。
数日後、再びのご来店。
使い始めてすぐにそのコインケースをなくされたということで
別のコインケースを買っていかれました。

よく物を忘れてくるとのことで新しいコインケースに革紐をつけて、さし上げました。

それから一年ほど過ぎてから
久しぶりにお店に立ち寄ってくださいました。
お客様はズボンのポケットから艶やかに経年変化したコインケースを
嬉しそうに見せてくださいました。

「このコインケースとは相性が良いみたい」と。

それからもその男性のお客様は、思い出した頃に
お店に立ち寄っては色々と話して帰られました。

初めてのご来店から2年経ったころ
「そろそろ頼みたいんだけど」と
ショルダーバッグのオーダーをしてくださいました。

それまでのお客様との会話の記憶をたどると
どんなものがご希望なのか、すぐにイメージが湧いて出てきたので、
とても作りたい意欲が先立ってワクワクしてしまいました。

「でもなぜ私にですか」とうっかりした事を聞いてしまいました。

「こういうのってタイミングでしょ。今ならお任せでって頼めそうだし」と
応えてくれた時にハッと思ったことがありました。

ないものを形にしてお代を戴くということは、
信頼関係で出来上がるんだー。
相手のご要望をお聴きしながら喜んでいただく事が
私のちっぽけだけど大きなやりがいなんだと。

ただ一方的にこの通りに作り給えと言われては
信頼関係も築けないので喜んでいただけるものを作る自信もなく…。それではオーダーをうけるものとして失格だとも思いますが。

だから細々とでもやっていけてる今は苦でもなく
むしろその大変さを楽しんでる自分がいるんだと。

(…と友人に言ったら結構なMですな(笑)とののしられたり)

で、そうこうしている間に完成したのは、
カブセ付きショルダーバッグ・タテ型です。

ちょっとだけ製作の原点に立ち戻れたことをお客様に感謝して。
ありがとうございました。

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by consense | 2015-03-23 15:23 | バッグ