オリーブグリーンの艶やかさ
2014年 04月 27日
フルオーダーでのご依頼では
細かなイメージを事前にインタビューして製作に入るのですが、
工程の中で一番難しいのは染色だと言い切りたいところ。
というほど今回は色めがポイントになってしまいました。
ご希望の色めがあったとしても
その通りの色やイメージされている色に仕上がるか。
艶有り、半艶、艶なし…。
元の革の性質によっても仕上がりが左右されるので
染色に関しては一番緊張をします。
ご希望の「オリーブ」という色めは
薄い若草色がオリーブという人がいれば
濁った抹茶色がオリーブという人も。
やさしい新緑がオリーブのイメージだという人もいたり。
実際色相帳で調べても
日本の色見本と海外の色見本でも「オリーブ」の色が全く違ったり。
人によって見解がまるで違ったので興味深い。
今回は手染め感を出した
半艶の仕上がりを目指したのですが、
初めは濃い目のグリーーンにわざとムラ感を引き出して
日焼けや擦れや手垢などでの経年変化によって
染色の色が抜けて艶が増していくような
育てていく革を目指して。
そう、使い込む程に味わい深く…。
人と一緒のように。
サイズ、中に入れるもの、形状、イメージを細かに
お聴きして、途中のイメージ図を参考に
そこをもう少しこうして欲しいなどのご希望をご指示頂けたおかげで完成した
ヒップバッグ。
(顔の見えない方の方のオーダーというものは難しいのですが、
今回は完成した時の本体をみつめた瞬間に
ご依頼の方の存在感を想像させてもらいました)
気にって頂けるかどうかは納品後も心配絶えない所であることは
本音なのですが、
ヒップに垂れ下がるそのバッグに視線を感じてもらえることを
妄想してw
細かなイメージを事前にインタビューして製作に入るのですが、
工程の中で一番難しいのは染色だと言い切りたいところ。
というほど今回は色めがポイントになってしまいました。
ご希望の色めがあったとしても
その通りの色やイメージされている色に仕上がるか。
艶有り、半艶、艶なし…。
元の革の性質によっても仕上がりが左右されるので
染色に関しては一番緊張をします。
ご希望の「オリーブ」という色めは
薄い若草色がオリーブという人がいれば
濁った抹茶色がオリーブという人も。
やさしい新緑がオリーブのイメージだという人もいたり。
実際色相帳で調べても
日本の色見本と海外の色見本でも「オリーブ」の色が全く違ったり。
人によって見解がまるで違ったので興味深い。
今回は手染め感を出した
半艶の仕上がりを目指したのですが、
初めは濃い目のグリーーンにわざとムラ感を引き出して
日焼けや擦れや手垢などでの経年変化によって
染色の色が抜けて艶が増していくような
育てていく革を目指して。
そう、使い込む程に味わい深く…。
人と一緒のように。
サイズ、中に入れるもの、形状、イメージを細かに
お聴きして、途中のイメージ図を参考に
そこをもう少しこうして欲しいなどのご希望をご指示頂けたおかげで完成した
ヒップバッグ。
(顔の見えない方の方のオーダーというものは難しいのですが、
今回は完成した時の本体をみつめた瞬間に
ご依頼の方の存在感を想像させてもらいました)
気にって頂けるかどうかは納品後も心配絶えない所であることは
本音なのですが、
ヒップに垂れ下がるそのバッグに視線を感じてもらえることを
妄想してw
by consense
| 2014-04-27 03:33
| バッグ